最近見たアニメ「ぶらどらぶ」1-6話 [アニメ]
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https://www.vladlove.com
押井守久々のアニメシリーズということで楽しみにしていました。
本来去年公開予定でしたがコロナの影響で延期。この2月14日に6話までが各サービスで配信となったので見てみました。
色々なサービスで配信していますが、どこも初回1ヶ月無料とかだし、後半の配信がいつになるか分かりませんがその時にまた別のサービスに入れば無料で見られるので実質タダ。太っ腹。
ちなみにNetflixで配信がないのですが、押井監督は昨年の著書や記事で「ポン・ジュノに頼まれてオクジャのアニメ版を1年くらい作業していたがポシャった」と白状しております。いや、それはネトフリとかなり揉めたってことでは。
その他のインタビューでもYoutubeや海外ドラマシリーズ自体には肯定的なのにネトフリは見ないとか言っているのはよっぽどなんかあったんだろうと思うんだがジャーナリズムが及ぶところでもなく詳細は不明。
さてぶらどらぶですが、半年延びたおかげで公式その他でスタッフインタビューほか大量の前情報が流れており、1話はずいぶん前kら公開されていたのでだいたいどんなもんか予想はついていましたが予想以上のふざけっぷりを堪能しました。
流行りの要素は微塵もない。ああ懐かしき80年代臭。
でもOPはスタッフに任せたそうでとても今風。静の貢バージョンと動のマイバージョンの2つが各話交互に使われています。なかなかないパターン。
一応世界に知られる実績を持ちながら、歳とっても結局こういうポジションで作品を作れたのはすごいことです。誰かさんや誰かさんとは違う。
上の予告動画にあったパト2航空管制パロは4話に。川井憲次はそれっぽいBGMをつけるし各話演出は映画と同じ西久保利彦だし、元ネタではシステムのハッキングで何も起こらないところを実際にミサイル撃つわその後もえらいことになるわでたまらんです。
5話「悪魔の城ドラキュラ」何故か学園祭で名作ゲームの演劇をすることになって…というそのまんまのお話なんだが。
ディスクシステムでポーズできないとかってセリフがあったがそうだっけ。
いやまあ怒られないようビジュアルは似ても似つかないが、思いっきりシモン・ベルモンド言ってるし、またBGMをそれっぽく作るしヒヤヒヤした。そこまで攻めるか。
演劇といえば監督が手がけた舞台「鉄人28号」の顛末を虚実交えて映画にした「28 1/2 妄想の巨人」という作品がありまして。
けっこう好きだったんだけど、舞台をこき下ろす豪華な面々をはじめみんな本人が出演しているのに「怒れるプロヂューサー」だけプロの俳優の須藤正裕さんが演じているのね。
で、本物のプロヂューサーK氏はどうなったかというとその後企業脅迫事件を起こして逮捕されてしまったという。「デイズ 社長 逮捕」とかでググろう。
流石にそれはどうなのよということでこの件に関して監督のコメントとか聞きたいし、逮捕されたプロヂューサーも、続報が全然なくて起訴されたかどうかも知らないけど、もし実刑判決としてもそんなに重くないだろうから、落ち着いたら手記とか監督と対談本とか出したら買っちゃうんだけど。ジャーナリズムが及ばないってのはもどかしい。
そんなこんなで巨匠なのにアニメから長いこと遠ざかっていたのには理由があるわけで、今回異業種からの参入でほぼ監督のやりたいようにやらせたという、いちごアニメーションさんは太っ腹というか勇気があるなあと思いました。
ともあれ、本当に好き放題やっていて、当方おっさんは楽しんでますが今の若い子にどれだけ届くかなあというのはある。
パロの元ネタが古いのもそうだし、オチに新聞紙面に見出し重ねてくるっての何度かあったが、今の子新聞なんか読まんだろうという。まあ昔はこういう表現が普通だったって話なんだけど。
どうもねじ式パロが炸裂するっぽい後半も楽しみにしています。
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押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2021/03/05
- メディア: 大型本
押井守久々のアニメシリーズということで楽しみにしていました。
本来去年公開予定でしたがコロナの影響で延期。この2月14日に6話までが各サービスで配信となったので見てみました。
色々なサービスで配信していますが、どこも初回1ヶ月無料とかだし、後半の配信がいつになるか分かりませんがその時にまた別のサービスに入れば無料で見られるので実質タダ。太っ腹。
ちなみにNetflixで配信がないのですが、押井監督は昨年の著書や記事で「ポン・ジュノに頼まれてオクジャのアニメ版を1年くらい作業していたがポシャった」と白状しております。いや、それはネトフリとかなり揉めたってことでは。
その他のインタビューでもYoutubeや海外ドラマシリーズ自体には肯定的なのにネトフリは見ないとか言っているのはよっぽどなんかあったんだろうと思うんだがジャーナリズムが及ぶところでもなく詳細は不明。
さてぶらどらぶですが、半年延びたおかげで公式その他でスタッフインタビューほか大量の前情報が流れており、1話はずいぶん前kら公開されていたのでだいたいどんなもんか予想はついていましたが予想以上のふざけっぷりを堪能しました。
流行りの要素は微塵もない。ああ懐かしき80年代臭。
でもOPはスタッフに任せたそうでとても今風。静の貢バージョンと動のマイバージョンの2つが各話交互に使われています。なかなかないパターン。
一応世界に知られる実績を持ちながら、歳とっても結局こういうポジションで作品を作れたのはすごいことです。誰かさんや誰かさんとは違う。
上の予告動画にあったパト2航空管制パロは4話に。川井憲次はそれっぽいBGMをつけるし各話演出は映画と同じ西久保利彦だし、元ネタではシステムのハッキングで何も起こらないところを実際にミサイル撃つわその後もえらいことになるわでたまらんです。
機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: Blu-ray
5話「悪魔の城ドラキュラ」何故か学園祭で名作ゲームの演劇をすることになって…というそのまんまのお話なんだが。
悪魔城ドラキュラ [3DSで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2014/11/06
- メディア: Software Download
ディスクシステムでポーズできないとかってセリフがあったがそうだっけ。
いやまあ怒られないようビジュアルは似ても似つかないが、思いっきりシモン・ベルモンド言ってるし、またBGMをそれっぽく作るしヒヤヒヤした。そこまで攻めるか。
演劇といえば監督が手がけた舞台「鉄人28号」の顛末を虚実交えて映画にした「28 1/2 妄想の巨人」という作品がありまして。
けっこう好きだったんだけど、舞台をこき下ろす豪華な面々をはじめみんな本人が出演しているのに「怒れるプロヂューサー」だけプロの俳優の須藤正裕さんが演じているのね。
で、本物のプロヂューサーK氏はどうなったかというとその後企業脅迫事件を起こして逮捕されてしまったという。「デイズ 社長 逮捕」とかでググろう。
流石にそれはどうなのよということでこの件に関して監督のコメントとか聞きたいし、逮捕されたプロヂューサーも、続報が全然なくて起訴されたかどうかも知らないけど、もし実刑判決としてもそんなに重くないだろうから、落ち着いたら手記とか監督と対談本とか出したら買っちゃうんだけど。ジャーナリズムが及ばないってのはもどかしい。
そんなこんなで巨匠なのにアニメから長いこと遠ざかっていたのには理由があるわけで、今回異業種からの参入でほぼ監督のやりたいようにやらせたという、いちごアニメーションさんは太っ腹というか勇気があるなあと思いました。
ともあれ、本当に好き放題やっていて、当方おっさんは楽しんでますが今の若い子にどれだけ届くかなあというのはある。
パロの元ネタが古いのもそうだし、オチに新聞紙面に見出し重ねてくるっての何度かあったが、今の子新聞なんか読まんだろうという。まあ昔はこういう表現が普通だったって話なんだけど。
どうもねじ式パロが炸裂するっぽい後半も楽しみにしています。
つげ義春大全 第十六巻 ねじ式 ゲンセンカン主人 (コミッククリエイトコミック)
- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 講談社
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- メディア: Kindle版
謎の円盤UFO COLLECTORS’BOX PART1 [DVD]
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- 発売日: 2003/06/27
- メディア: DVD
2021-02-14 05:27
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