最近見たiTunes Storeで映画レンタル 「それから」 [動画配信]
前のエントリがすごいアクセス数でびびった。やっぱり旬のゲームはすごいな。
といっても4桁で、落ち着いてみればそう大した数ではない。
しかしこのブログ的には1年分くらいのアクセスだったわけで、もう1年くらい更新しないでいいかとも思ったがそうもいくまい。
で、本当は昨年末あたりに上げようと思ったネタ。
森田芳光が亡くなったが、森田芳光といえば「家族ゲーム」に「それから」だった。
「それから」はキネ旬1位ということもあり、長らく自分の中では近代日本文学映画化の成功例、邦画の名作の基準みたいなものだった。
パッケージは下の方がいいと思うしこちらの方が新しいのだが、尼だと上の方の在庫しかない。
亡くなってからの報道を見ると上げられる作品は「失楽園」か「家族ゲーム」ばかりだったので、実際の出来はどんなもんだったかと久々に見ることにした。
しかしDVDは持っていない。不覚。
iTunes Storeにレンタルで上がっていたのでそっちで。HD版300円。なんとなくiPod touchで落としたのだが、iOSデバイスで落とすとPCに移動できないのだな。逆は出来るのに。でかいモニタで見たかったが、Latinaディスプレイで手のひらの上で見るHD映画も何とも言えない独特の雰囲気があるのでこれはこれでよし。
映画はいくつかATGっぽい画面もあるが、筒井ともみの脚本、そこそこ金のかかった美術がよかった。
助演男優賞を取った小林薫の平岡は、今見ると演技過剰のようにも見えるが、今の役者が演技しなさ過ぎなのだろう。
優作は、やはり殺人者の風格を備えているので、こんな息子があんな理屈並べちゃニートさせるしかないわな。
書生の門野は羽賀健二。現在未公開株がらみの刑事事件で上告中。原作読まなかったんだろうな。
そしてなんといっても三千代役の藤谷美和子の危ういオーラ。まあ、われわれはこの約20年後に彼女が近代日本最大級のタブーである皇居への単独突撃をかましたという事実を知っているからそう見えるわけだが。それを差し引いてもよい。
と、まあやはりいい映画であると確認できたが、ついでに原作も確認しておくかとやっぱり久々にざっと読んでみたらあんまり酷くてワラタ。映画脚本はそうとうマイルドにして恋愛関係に絞ってます。
酷いっていうのは作品の質ではなくこの100年前の偏屈親父の悪口雑言が今日ほぼ有効な点とかです。
青空文庫 XHTML版それから
代助が働かないいいわけをするとこなんてよくコピペされてるんでいちいちしませんがやっぱりひとことだけ
「話をして見給へ大抵は馬鹿だから」
きついなあ。
しかしこれが我が国最大級の文豪の作品でありこうして無料でWebに全文上がっていても店頭から本が途切れることはないであろう、読み継がれるべきテキストなのです。
そう考えたらすっかり嫌になりこの件はしばらく忘れてました。
ポニョは「門」の宗介の話なんで「それから」の続編みたいなもんです。しばらく地上波放映なさそうだしBDでも。
「それから」は今月CS東映チャンネルでも放送しているようです。あと1回、3/23。HDもあり。
しかし邦画の場合、BD化は非常に鈍いので、パッケージソフトより動画配信レンタルやCS、BS放送の方が高画質な作品ばかりという状況はしばらく続くのですかね。そりゃBDレコーダー売れるわな。
といっても4桁で、落ち着いてみればそう大した数ではない。
しかしこのブログ的には1年分くらいのアクセスだったわけで、もう1年くらい更新しないでいいかとも思ったがそうもいくまい。
で、本当は昨年末あたりに上げようと思ったネタ。
森田芳光が亡くなったが、森田芳光といえば「家族ゲーム」に「それから」だった。
「それから」はキネ旬1位ということもあり、長らく自分の中では近代日本文学映画化の成功例、邦画の名作の基準みたいなものだった。
パッケージは下の方がいいと思うしこちらの方が新しいのだが、尼だと上の方の在庫しかない。
亡くなってからの報道を見ると上げられる作品は「失楽園」か「家族ゲーム」ばかりだったので、実際の出来はどんなもんだったかと久々に見ることにした。
しかしDVDは持っていない。不覚。
iTunes Storeにレンタルで上がっていたのでそっちで。HD版300円。なんとなくiPod touchで落としたのだが、iOSデバイスで落とすとPCに移動できないのだな。逆は出来るのに。でかいモニタで見たかったが、Latinaディスプレイで手のひらの上で見るHD映画も何とも言えない独特の雰囲気があるのでこれはこれでよし。
映画はいくつかATGっぽい画面もあるが、筒井ともみの脚本、そこそこ金のかかった美術がよかった。
助演男優賞を取った小林薫の平岡は、今見ると演技過剰のようにも見えるが、今の役者が演技しなさ過ぎなのだろう。
優作は、やはり殺人者の風格を備えているので、こんな息子があんな理屈並べちゃニートさせるしかないわな。
書生の門野は羽賀健二。現在未公開株がらみの刑事事件で上告中。原作読まなかったんだろうな。
そしてなんといっても三千代役の藤谷美和子の危ういオーラ。まあ、われわれはこの約20年後に彼女が近代日本最大級のタブーである皇居への単独突撃をかましたという事実を知っているからそう見えるわけだが。それを差し引いてもよい。
と、まあやはりいい映画であると確認できたが、ついでに原作も確認しておくかとやっぱり久々にざっと読んでみたらあんまり酷くてワラタ。映画脚本はそうとうマイルドにして恋愛関係に絞ってます。
酷いっていうのは作品の質ではなくこの100年前の偏屈親父の悪口雑言が今日ほぼ有効な点とかです。
青空文庫 XHTML版それから
代助が働かないいいわけをするとこなんてよくコピペされてるんでいちいちしませんがやっぱりひとことだけ
「話をして見給へ大抵は馬鹿だから」
きついなあ。
しかしこれが我が国最大級の文豪の作品でありこうして無料でWebに全文上がっていても店頭から本が途切れることはないであろう、読み継がれるべきテキストなのです。
そう考えたらすっかり嫌になりこの件はしばらく忘れてました。
ポニョは「門」の宗介の話なんで「それから」の続編みたいなもんです。しばらく地上波放映なさそうだしBDでも。
「それから」は今月CS東映チャンネルでも放送しているようです。あと1回、3/23。HDもあり。
しかし邦画の場合、BD化は非常に鈍いので、パッケージソフトより動画配信レンタルやCS、BS放送の方が高画質な作品ばかりという状況はしばらく続くのですかね。そりゃBDレコーダー売れるわな。
TDK 録画用ブルーレイディスク BD-R 25GB 1-4倍速 ホワイトワイドプリンタブル 50枚スピンドル BRV25PWB50PK
- 出版社/メーカー: TDK
- メディア: Personal Computers
Panasonic DIGA HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー 500GB ブラック DMR-BZT710-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- メディア: エレクトロニクス
Panasonic DIGA HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー 500GB ブラック DMR-BWT510-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- メディア: エレクトロニクス
TOSHIBA REGZAブルーレイ 3Dディスク・外付けUSBハードディスク対応ブルーレイディスクレコーダー HDD2TB DBR-Z160
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
TOSHIBA REGZAブルーレイ 3Dディスク・外付けUSBハードディスク対応ブルーレイディスクレコーダー HDD1TB DBR-Z150
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
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