最近観た映画「ロン 僕のポンコツ・ボット」 [映画]
ロン 僕のポンコツ・ボット
公式サイト
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/ron
何の気なしに観たら大変面白く、近場では吹き替え版しかやってないので次の休みに都内まで出て字幕版を鑑賞、ついでに量販店でおもちゃまで購入、したあたりで落ち着いていたのだが、大方もう数日で上映終了となるようなのでアリバイ的にオススメ記事を上げます。
まず基本知識として、この映画はディズニー傘下に入った20世紀スタジオ配給ですが、制作スタジオはドリームワークスアニメーションではなくもちろんディズニー本体でもピクサーでもなく、これが長編1作目となるロックスミス・アニメーションというスタジオ。ロンドンが本拠。
なので舞台はおそらくイギリス。冒頭出てくるIT企業の本社は湖水地方か。
そして主人公はブルガリア移民の子で父子家庭。反共産主義者のおばあちゃん付き。
そんな境遇と序盤から繰り出される中学校での疎外感たっぷりエピソードが刺さったらアナタはもうこの映画のト・リ・コ。
イギリスらしいたっぷりの皮肉でこれでもかとGAFAをこき下ろし、SNS社会に警鐘を鳴らすストーリーに、「コードに宿ったキャラ」が子供向け映画においてたどり着くラストはこれが正解なのでは? と唸らされる結末も見事。「フリーなんとか」「なんとかの歌声をなんとか」のラストにもやっとした人にもオススメ。
惜しむらくは、ディズニーの方針でパンフが作られていないこと。公開する前から勝手に客の期待度を推し量るディズニーの愚行は本当になんとかしてほしい。これとか「最後の決闘裁判」とか「ジャングルクルーズ」でパンフを作らずに「エターナルズ」はパンフを2種も作る理由はなんなのか。
子供向けと言ったものの大事なシーンでアナログモデムの接続音が鳴る(おもちゃにも収録してある)というおっさんにしか分からないネタも突っ込んでいるので実は大人向け。
なのでパンフも大人向けに真面目な解説「ブレクジット後の今、東欧移民が主人公のわけ」とか、ブルガリアネタについての濃いめの解説などが欲しかった。
しかしディズニーの名前がなければ量販店のおもちゃ売り場のディズニーコーナーにこんなにおもちゃが並ぶこともなかったわけでそこら辺は痛し痒し。
ロックスミスは次作からワーナーと契約しているそうで、もうパンフの心配はなさそうだが、ディズニー内では完全に異端の作品となってしまってこの後の扱いが心配です。作中でスターウォーズネタとかあったし簡単に権利移管とも行かなそうだし。
円盤は出ることを祈ります。
あと記事をためらった点としては、ロンはポンコツゆえにオフラインでがんばるのがキモなので、ネットで拡散すること自体負けというか。でも仕方ない。良作を埋もれさせないためにも時間がある人は劇場で見て、金を落とせる人はグッズに落とそう。
公式サイト
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/ron
何の気なしに観たら大変面白く、近場では吹き替え版しかやってないので次の休みに都内まで出て字幕版を鑑賞、ついでに量販店でおもちゃまで購入、したあたりで落ち着いていたのだが、大方もう数日で上映終了となるようなのでアリバイ的にオススメ記事を上げます。
タカラトミーアーツ 20世紀スタジオ ロン 僕のポンコツ*ボット ビーンズコレクション ロン ぬいぐるみ 高さ約13cm
- 出版社/メーカー: タカラトミーアーツ(TAKARATOMY A.R.T.S)
- 発売日: 2021/10/07
- メディア: おもちゃ&ホビー
20世紀スタジオ ロン 僕のポンコツ*ボット ちょっこりさん ロン ぬいぐるみ 高さ約11cm
- 出版社/メーカー: タカラトミーアーツ(TAKARATOMY A.R.T.S)
- 発売日: 2021/10/07
- メディア: おもちゃ&ホビー
ロン 僕のポンコツ・ボット ロンいっぱいコレクション [4.充電中のロン](単品) ガチャガチャ カプセルトイ
- 出版社/メーカー: タカラトミーアーツ
- メディア: おもちゃ&ホビー
まず基本知識として、この映画はディズニー傘下に入った20世紀スタジオ配給ですが、制作スタジオはドリームワークスアニメーションではなくもちろんディズニー本体でもピクサーでもなく、これが長編1作目となるロックスミス・アニメーションというスタジオ。ロンドンが本拠。
なので舞台はおそらくイギリス。冒頭出てくるIT企業の本社は湖水地方か。
そして主人公はブルガリア移民の子で父子家庭。反共産主義者のおばあちゃん付き。
そんな境遇と序盤から繰り出される中学校での疎外感たっぷりエピソードが刺さったらアナタはもうこの映画のト・リ・コ。
イギリスらしいたっぷりの皮肉でこれでもかとGAFAをこき下ろし、SNS社会に警鐘を鳴らすストーリーに、「コードに宿ったキャラ」が子供向け映画においてたどり着くラストはこれが正解なのでは? と唸らされる結末も見事。「フリーなんとか」「なんとかの歌声をなんとか」のラストにもやっとした人にもオススメ。
惜しむらくは、ディズニーの方針でパンフが作られていないこと。公開する前から勝手に客の期待度を推し量るディズニーの愚行は本当になんとかしてほしい。これとか「最後の決闘裁判」とか「ジャングルクルーズ」でパンフを作らずに「エターナルズ」はパンフを2種も作る理由はなんなのか。
子供向けと言ったものの大事なシーンでアナログモデムの接続音が鳴る(おもちゃにも収録してある)というおっさんにしか分からないネタも突っ込んでいるので実は大人向け。
なのでパンフも大人向けに真面目な解説「ブレクジット後の今、東欧移民が主人公のわけ」とか、ブルガリアネタについての濃いめの解説などが欲しかった。
しかしディズニーの名前がなければ量販店のおもちゃ売り場のディズニーコーナーにこんなにおもちゃが並ぶこともなかったわけでそこら辺は痛し痒し。
ロックスミスは次作からワーナーと契約しているそうで、もうパンフの心配はなさそうだが、ディズニー内では完全に異端の作品となってしまってこの後の扱いが心配です。作中でスターウォーズネタとかあったし簡単に権利移管とも行かなそうだし。
円盤は出ることを祈ります。
ロン 僕のポンコツ・ボット (オリジナル・サウンドトラック)
- 出版社/メーカー: Hollywood Records
- 発売日: 2021/10/15
- メディア: MP3 ダウンロード
あと記事をためらった点としては、ロンはポンコツゆえにオフラインでがんばるのがキモなので、ネットで拡散すること自体負けというか。でも仕方ない。良作を埋もれさせないためにも時間がある人は劇場で見て、金を落とせる人はグッズに落とそう。
クーナッツ ロン 僕のポンコツ*ボット [全14種セット(フルコンプ)]※BOX販売ではありません。
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
ロン 僕のポンコツ・ボット ロンいっぱいコレクション [全4種セット(フルコンプ)] ガチャガチャ カプセルトイ
- 出版社/メーカー: タカラトミー_アーツ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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