最近見た海外ドラマ AppleTV+「モスキート・コースト」 [海外ドラマ]
AppleTV+
https://www.apple.com/jp/apple-tv-plus/
の「モスキート・コースト」
1年ちょっと前にiPad Airを買い換えたところ、1年間AppleTV+をタダで見る権利が付いていたのでこないだまで加入してました。
正直たいして見なかったんだけど、ゴジラの新作がAppleTV+独占とかで加入を迷っている方も多いでしょうから、見た中で一番面白かった番組をご紹介します。
モスキート・コーストといえば1986年の映画です。
未見だったのですがたまたま最近古本屋で中古DVD買って見たばかりだったので、あれをドラマシリーズにして面白いだろうかとちょっと不安になりながら見てみたのですが、大変面白かったです。
ちなみにこのドラマ版、シーズン1までで映画版の冒頭15分くらいです。まだ、モスキート・コーストに着いていません。
このペースで映画通りやると何シーズンかかるか分かったものではないので、先に映画版を見ることをオススメします。一応キャラは似通っているもののほぼ別物なのでそのギャップでより楽しめます。
原作のポール・セローは紀行文学の大家で、英語版ならほぼ全ての著作が電子書籍、オーディオブックになっています。
日本でも一時期よく訳されたおようですが、今新刊で入手しやすいのは以下の2冊くらいの模様。
主役のジャスティン・セローはボールの甥。「トロピック・サンダー」や「アイアンマン2」の脚本もこなす才人。
というわけで、原作の精神を忠実に受け継ぎつつも大変今風の見応えあるドラマに仕上がっていました。
映画版ではハリソン・フォード演じる主役は、割とわかりやすく冒頭から文明批判をぶち上げ、家族もろともジャングルの奥地に移住という困ったお父さんでしたが、今回なんかよく分からないけど警察に追われます。
でもこうなることは母親ともに予期していたようで、子供連れてとっとと逃げ出します。どうも追っているのは警察どころかNSA(アメリカ国家安全保障局)で、この夫婦昔相当ヤンチャをしたようです。
なんとか国境を越えるんですがヤバい人たちを怒らせてしまい、さらに追われます。
いったい何から逃げているのか? まだはっきりしませんが相当根深いものを感じます。
逃げる理由を子どもにも言えないのは単なるドラマ特有の引き伸ばしかと思いきや、終盤、ああ、これは言えないなという展開に。
劇中でも言われてますが、今回のお父さんはイカれてます。ハリソン・フォード版のイカれ具合より方向性と深刻度か桁違いに悪化してます。おまけに幾分まともかと思われた奥さんも負けず劣らずイカれております。映画版ではリヴァー・フェニックスが演じた息子はほぼ傍観者でしたが、今度の息子はそうでもないです。その辺の変貌ぶりも見ものです。
当然のごとくGAFAを含む巨大IT企業への批判も含まれますが、Apple資本でもその辺は妥協しないようです。スマホは何度か出てきますが、たやすく現地調達してハックして利用しているあたりAndroidのようです。
シーズン2も製作中らしいので、配信したらまた課金して見ようようと思っています。
その他AppleTV+鉄板のオススメは、さらに表現に磨きのかかったカートゥーン・サルーン最新作「ウルフウォーカー」と、鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督の奇人変人隕石ドキュメンタリー「ファイヤーボール:宇宙からの来訪者」です。でもどっちも大画面で観たかった。
https://www.apple.com/jp/apple-tv-plus/
の「モスキート・コースト」
1年ちょっと前にiPad Airを買い換えたところ、1年間AppleTV+をタダで見る権利が付いていたのでこないだまで加入してました。
正直たいして見なかったんだけど、ゴジラの新作がAppleTV+独占とかで加入を迷っている方も多いでしょうから、見た中で一番面白かった番組をご紹介します。
モスキート・コーストといえば1986年の映画です。
未見だったのですがたまたま最近古本屋で中古DVD買って見たばかりだったので、あれをドラマシリーズにして面白いだろうかとちょっと不安になりながら見てみたのですが、大変面白かったです。
ちなみにこのドラマ版、シーズン1までで映画版の冒頭15分くらいです。まだ、モスキート・コーストに着いていません。
このペースで映画通りやると何シーズンかかるか分かったものではないので、先に映画版を見ることをオススメします。一応キャラは似通っているもののほぼ別物なのでそのギャップでより楽しめます。
原作のポール・セローは紀行文学の大家で、英語版ならほぼ全ての著作が電子書籍、オーディオブックになっています。
The Mosquito Coast (English Edition)
- 作者: Theroux, Paul
- 出版社/メーカー: Mariner Books
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: Kindle版
日本でも一時期よく訳されたおようですが、今新刊で入手しやすいのは以下の2冊くらいの模様。
ワールズ・エンド(世界の果て) (村上春樹翻訳ライブラリー)
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 単行本
ダーク・スター・サファリ ―― カイロからケープタウンへ、アフリカ縦断の旅 (series on the move)
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: 単行本
主役のジャスティン・セローはボールの甥。「トロピック・サンダー」や「アイアンマン2」の脚本もこなす才人。
アイアンマン2 4K UHD [4K ULTRA HD+ブルーレイ] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2019/09/04
- メディア: Blu-ray
というわけで、原作の精神を忠実に受け継ぎつつも大変今風の見応えあるドラマに仕上がっていました。
映画版ではハリソン・フォード演じる主役は、割とわかりやすく冒頭から文明批判をぶち上げ、家族もろともジャングルの奥地に移住という困ったお父さんでしたが、今回なんかよく分からないけど警察に追われます。
でもこうなることは母親ともに予期していたようで、子供連れてとっとと逃げ出します。どうも追っているのは警察どころかNSA(アメリカ国家安全保障局)で、この夫婦昔相当ヤンチャをしたようです。
なんとか国境を越えるんですがヤバい人たちを怒らせてしまい、さらに追われます。
ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: Blu-ray
いったい何から逃げているのか? まだはっきりしませんが相当根深いものを感じます。
逃げる理由を子どもにも言えないのは単なるドラマ特有の引き伸ばしかと思いきや、終盤、ああ、これは言えないなという展開に。
劇中でも言われてますが、今回のお父さんはイカれてます。ハリソン・フォード版のイカれ具合より方向性と深刻度か桁違いに悪化してます。おまけに幾分まともかと思われた奥さんも負けず劣らずイカれております。映画版ではリヴァー・フェニックスが演じた息子はほぼ傍観者でしたが、今度の息子はそうでもないです。その辺の変貌ぶりも見ものです。
当然のごとくGAFAを含む巨大IT企業への批判も含まれますが、Apple資本でもその辺は妥協しないようです。スマホは何度か出てきますが、たやすく現地調達してハックして利用しているあたりAndroidのようです。
シーズン2も製作中らしいので、配信したらまた課金して見ようようと思っています。
その他AppleTV+鉄板のオススメは、さらに表現に磨きのかかったカートゥーン・サルーン最新作「ウルフウォーカー」と、鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督の奇人変人隕石ドキュメンタリー「ファイヤーボール:宇宙からの来訪者」です。でもどっちも大画面で観たかった。
【メーカー特典あり】ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(ポストカード付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2017/04/05
- メディア: Blu-ray
問いかける焦土(HDリマスター)/キンスキー、我が最愛の敵(HDリマスター) Blu-ray
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2018/05/26
- メディア: Blu-ray
Apple iPad Air (第4世代) Wi-Fi 256GB スペースグレイ (整備済み品)
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- メディア:
2022-01-29 02:37
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