最近見たiTunes Storeで映画レンタル デルゴ [動画配信]
デルゴ(日本語吹替版)
iPadでiTunes映画検索してたらたまたま見つけた、聞いたこともないCGアニメ。一枚絵はそう悪くないし、ひょっとしたら拾いものかもと思って借りてみましたがそんなことなかった。
聞いたこともないのにはそれなりの理由があるのだな。
見終わってから調べたが、本国でも散々な評価で、2008年の全米公開当時、「2000館以上公開のオープニング週末興行成績歴代ワースト記録」を打ち立てたそうでまさに爆死。「Delgo BOMB」なんかでググると当時の記事がいろいろ出てきます。
1位の座は12年公開のOogieloves In The BIG Balloon Adventureというテレタビーズの亜流みたいなのに奪われますが、この2作は突出している。
Box Office Mojoのランキング
http://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/worstopenings.htm?page=WRSTOPN20&p=.htm
トータルでは1週間分しか記録のないデルゴの方がひどいし、IMDBやRotten Tomatoesの評価もデルゴの負けです。ここまで知っていたら見なかった。
興行成績と作品の中身の評価が直結するわけではないと思いますが、やっぱり極端な数字が出る場合には何かあるでしょう。
で、中身ですが、とにかくキャラが気持ち悪い。シュレックが可愛く見える。
シュレック2は非ディズニーで最も儲けたアニメ映画。
シュレック2 (日本語吹替版)
そうそうデルゴ、主役のデルゴが緑の肌、カエル顔、茶色の縞模様、なんといっても眉毛が斑点状でこれがとっても嫌。
しかも8頭身で姿勢がよく妙にきびきび動く。
ヒロインは別の種族だがやっぱり酷い。体にうっすらと斑点状のテクスチャがあって病気みたい。
とにかく蓮コラを思い出すレベルで生理的不快感を催す。
見ている間は人類に共通する美意識の存在を疑わざるを得ませんでした。
結局90分集中してみるのは観念して途中からiPadを脇に置いてながら見。
ストーリーも、最初にざっと2つの種族の歴史が語られ、どうもヒロイン側の種族の王が、妹にもう一方の種族との交渉任せたら勝手に戦争起こして虐殺したとか。
それで王の妹が追放されたところから始まるが、いや、そんな奴殺せよ。
案の定この根っからの悪人が悪いこと企みまた戦争になって最後はめでたしめでたしです。
CGもウォーリーと同じ年に公開されたとは思えないお粗末なレベル。
エンディングにイメージボードとかキャラ設定のスケッチが出てくるのですが、ああ、これをドン・ブルース並みのアニメーターがデザインし直して2Dアニメにしたらまだ見られたろうなと思います。
制作には結構時間がかかっているようで、2005年に亡くなったアン・バンクラフトの遺作となっています。
トランスフォーマー・ザ・ムービーが遺作になったオーソン・ウェルズより酷い。
アン・バンクロフトはメル・ブルックスの奥さんでワールドウォーZ原作のマックス・ブルックスの母。
オリジナルキャスティングだけは本当に豪華で、バンクロフトの他ジェニファー・ラブ・ヒューイット、ヴァル・キルマー、マルコム・マクダウェル、マイケル・クラーク・ダンカン、エリック・アイドル等々。
これで実写映画作ったらさぞかし面白いだろうという面々。しかしiTunesには吹替版しかないので、「あー、この台詞エリック・アイドルだったら面白かったかもなー」とか想像するしか。
なんでこんな作品が出来上がってしまったのか。アメリカエンタメ界の闇を垣間見るようです。
スタッフリストを見るに監督兼プロデューサーの人が悪いと思いますが、この人もスタジオ自体もIMDB見る限りこの後の記録はありません。つたない英語力でWikipediaを読むとスタジオの親会社の社長が製作中に死んだとかなんとか。
あとなんで他にも多少はマシな未公開CGアニメや実写映画は山ほどあるのにこれは日本語吹替版まで作って日本でリリースされたのか。やっぱり多少なりとも資金回収の可能性に賭けたんでしょうか。まんまとひっかかって貢献してしまいましたが。
とにかく全くお勧めしませんがどうせ見るならAmazonで600円台まで下がったDVD買っちゃう方が英語音声もあっていいかもしれません。HDで見るにはiTunesしかないけど。
iPadでiTunes映画検索してたらたまたま見つけた、聞いたこともないCGアニメ。一枚絵はそう悪くないし、ひょっとしたら拾いものかもと思って借りてみましたがそんなことなかった。
聞いたこともないのにはそれなりの理由があるのだな。
見終わってから調べたが、本国でも散々な評価で、2008年の全米公開当時、「2000館以上公開のオープニング週末興行成績歴代ワースト記録」を打ち立てたそうでまさに爆死。「Delgo BOMB」なんかでググると当時の記事がいろいろ出てきます。
1位の座は12年公開のOogieloves In The BIG Balloon Adventureというテレタビーズの亜流みたいなのに奪われますが、この2作は突出している。
Box Office Mojoのランキング
http://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/worstopenings.htm?page=WRSTOPN20&p=.htm
トータルでは1週間分しか記録のないデルゴの方がひどいし、IMDBやRotten Tomatoesの評価もデルゴの負けです。ここまで知っていたら見なかった。
興行成績と作品の中身の評価が直結するわけではないと思いますが、やっぱり極端な数字が出る場合には何かあるでしょう。
で、中身ですが、とにかくキャラが気持ち悪い。シュレックが可愛く見える。
【通常盤】シュレック コンプリート・コレクション ブルーレイBOX [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: Blu-ray
シュレック2は非ディズニーで最も儲けたアニメ映画。
シュレック2 (日本語吹替版)
そうそうデルゴ、主役のデルゴが緑の肌、カエル顔、茶色の縞模様、なんといっても眉毛が斑点状でこれがとっても嫌。
しかも8頭身で姿勢がよく妙にきびきび動く。
ヒロインは別の種族だがやっぱり酷い。体にうっすらと斑点状のテクスチャがあって病気みたい。
とにかく蓮コラを思い出すレベルで生理的不快感を催す。
見ている間は人類に共通する美意識の存在を疑わざるを得ませんでした。
結局90分集中してみるのは観念して途中からiPadを脇に置いてながら見。
ストーリーも、最初にざっと2つの種族の歴史が語られ、どうもヒロイン側の種族の王が、妹にもう一方の種族との交渉任せたら勝手に戦争起こして虐殺したとか。
それで王の妹が追放されたところから始まるが、いや、そんな奴殺せよ。
案の定この根っからの悪人が悪いこと企みまた戦争になって最後はめでたしめでたしです。
CGもウォーリーと同じ年に公開されたとは思えないお粗末なレベル。
エンディングにイメージボードとかキャラ設定のスケッチが出てくるのですが、ああ、これをドン・ブルース並みのアニメーターがデザインし直して2Dアニメにしたらまだ見られたろうなと思います。
Dragon's Lair [Blu-ray] [Import]
- 出版社/メーカー: Digital Leisure
- メディア: Blu-ray
制作には結構時間がかかっているようで、2005年に亡くなったアン・バンクラフトの遺作となっています。
トランスフォーマー・ザ・ムービーが遺作になったオーソン・ウェルズより酷い。
アン・バンクロフトはメル・ブルックスの奥さんでワールドウォーZ原作のマックス・ブルックスの母。
ワールド・ウォーZ エクステンデッド・エディション2Dブルーレイ [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 角川書店
- メディア: Blu-ray
オリジナルキャスティングだけは本当に豪華で、バンクロフトの他ジェニファー・ラブ・ヒューイット、ヴァル・キルマー、マルコム・マクダウェル、マイケル・クラーク・ダンカン、エリック・アイドル等々。
これで実写映画作ったらさぞかし面白いだろうという面々。しかしiTunesには吹替版しかないので、「あー、この台詞エリック・アイドルだったら面白かったかもなー」とか想像するしか。
なんでこんな作品が出来上がってしまったのか。アメリカエンタメ界の闇を垣間見るようです。
スタッフリストを見るに監督兼プロデューサーの人が悪いと思いますが、この人もスタジオ自体もIMDB見る限りこの後の記録はありません。つたない英語力でWikipediaを読むとスタジオの親会社の社長が製作中に死んだとかなんとか。
あとなんで他にも多少はマシな未公開CGアニメや実写映画は山ほどあるのにこれは日本語吹替版まで作って日本でリリースされたのか。やっぱり多少なりとも資金回収の可能性に賭けたんでしょうか。まんまとひっかかって貢献してしまいましたが。
とにかく全くお勧めしませんがどうせ見るならAmazonで600円台まで下がったDVD買っちゃう方が英語音声もあっていいかもしれません。HDで見るにはiTunesしかないけど。
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